2016年8月アーカイブ

2016/09/02 Fri

辰巳満次郎×とこわかの会
「平成寺子屋 B&B 三時限目〜日本語の不思議  能の詞章から」

寺子屋は町の学校。
読み書きのお手本には能の台本「謡本」が使われ、寺子屋のお師匠さんは、能の謡(詞章)を読み書きのテキストにし、「高砂や〜」を謡わせていたと言います。

文学であり、演劇であり、音楽である「能」の基軸は「コトバ」。

「コトバ」が生み出すリズムは、大昔より国家で推奨され、現代までその法則が使われてきました。

そのリズムが生み出す「芸術」とはいったい何なのか?
誰もが当たり前に触れていることは、もはや理由や訳がわからないもの、忘れ物になっています。

そこで今回の「平成寺子屋 B&B」では、今一度、日本人の忘れ物を取り戻すような2時間をお楽しみ下さい。

大人の本屋さん、ドリンクと本と寺子屋です!

御申込みはこちらへ!

今年も岩村城址薪能が御座います。

昨年は岩村女城主にまつわる新作能「覇王」を念願の薪能野外で勤めましたが、

今年は例年のスタイルに戻り、古典を2曲、「花月」と「殺生石」。

私は殺生石を勤めます。

狂言は茂山千五郎師の「太刀奪」。 「覇王」は仕舞でご覧いただきます。


天下取りのために武田と織田が奪い合った山城。

女城主の悲話、信長の覇者としての不幸・・・

しかし街はしっかり強く生き続けています。

歴史の重みを感じる、とても良い城下町です。


名古屋から特急で恵那、明智鉄道で・・・

何卒ご高覧下さいませ。




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