2015年4月アーカイブ

いよいよ、26日のオセロ公演が迫りました!

稽古や打ち合わせを重ね、進化し、今回の会場ならではの趣向も!

能楽堂ではない、劇場(講堂ですが、ホールなみです)での新作能ですから、

それなりに照明演出もしております。


劇場でしかできない事をやらねば、劇場でやる意味もありません。かと。


能として、どこまでできるか、曖昧ではなく自由すぎないものでないと、

違和感しか無いでしょう。

しかし今回は際どいところまで演出しました。

能楽としても、シェークスピア劇としても楽しめるものになりました。

お楽しみに!!


まだ少しチケットも御座いますのでお運びくださいませ!

ご来場の方にはもれなく、

①金川軒茶舗謹製の紫蘇茶

②特製オセロストラップ

そしてロビーにはオセロをイメージする、熊野寿哉氏作の大作装花を

お楽しみ頂けます。来ないと損しますよ~~~

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文化庁文化交流使という制度を残念ながら御存知ない方も多いかと思います。

私も自分が任命されるまで存じませんでした。

平成24年に3ヶ月間に活動国「韓国」に17往復して、

23回の実演付き体験型ワークショップと、1回の本格能公演もしました。


毎年、文化庁に10名ほどが任命されて活動するのですが、

任期は1年ですから、ネットワークもノウハウも継続できずしまい・・・

となっていることを残念に思い、OB・OG連中が会を作って、

日本文化の国内外発信にお役にたてないかと、活動し始めております。


22日には紀尾井ホールで初の主催公演を開催、昼夜ともに満員のお客様にお越し頂きました。

この会の呼びかけ人でもあり、顧問をお願いしている近藤誠一前文化庁長官も

ナビゲータとしてご参加いただきました。


実演家ばかりではなく、美術系、書家、囲碁など多くのジャンルの一流芸術家が居ます。

今後は幅広い活動ができたらと、目標を大きく持っています。




来月26日より31日まで、イスラエル公演を計画し、進めております。

日本の古典芸能である能、祈りを起源とする日本人の高い精神性を持つ能を

無宗教の平和祈願の体現として、

三宗教の聖地であるエルサレムの人々の前で、

森羅万象に祈念する・・・・


これを「嘆きの壁」周辺で行うことを最も大きな目的としています。

プロジェクターによる幻想的芸術絵的な灯影、「デジタル掛け軸(DK)」の

長谷川章氏とのコラボレーションを通じて、

もっとも古い芸能と最先端デジタルアートの「一期一会」という

共通テーマで「祈り」を表現、宗教以前の、祈りの手段が歌ったり踊ったりすることであった

時代に皆が戻り、祈ることができれば平和に繋がる・・・

これがプロジェクトコンセプトです。

茶道・華道のワークショプもあります。


これを夢に2年ほど前から準備を進め、両国大使館の後援を受け、

なんとか実現の目処がたっています。


ホールでの古典を中心とした有料公演、能のworkshopなど、

精一杯頑張りたいと思います。


この歴史的な場面を体感してただけるツアーも用意されております。

中東で事件もあり、心配なさる方も多いようですが、

イスラエル国内は平穏無事、危険な地域には参りません。


ツアーには観光もついていますが、我々との会食もあります。

どなたでも参加出来ますので、ご興味あればご参加くださいませ!






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