8月3日は静岡市で「伝統文化寺子屋」(静岡市文化振興財団主催)が開講されました。
毎年夏休み恒例の1日体験講座であります。
駿府のお城のもとにある市民文化会館で、
朝から地元に所縁のある「お茶と能楽」の体験を
たっぷりしていただこうと言う企画でご好評を得ております。
能楽については最初に企画提案をした私と、
地元出身で静岡市で子ども達への体験プログラムを熱心に行っている
佐野登氏が中心に、もう10年ほど、やらせていただいています。
今年は200名定員の倍の応募があったようです。
お断りした方には申し訳ない事でございます。
出来れば2~3日もやらせていただきたいものですが...
「お茶」は「お煎茶」と「お抹茶」の作法、
「能楽」は「謡・舞・囃子」の体験をしていただき、最後に能の実演つきです。
子ども達は今年も一生懸命に挑戦して成果を上げてくれました。
自ら希望して参加した子も、保護者の導きや友達の引っ張りで参加した子も、
いざ始めると、皆、真剣に向かってくれました。
写真は静岡新聞に掲載された、
小鼓の体験シーンです。
財団職員の方々の奮闘、地元のお茶や
能楽の団体のお手伝いにより、無事に修了できました。
修理した証しに「伝統文化人証明書」を校長から授与して終了。
いつまでも続いて欲しい企画です。
やがてミニ伝統文化人達を集めて、さらにグレードアップしたものが出来れば良いと
願います。