前夜のリハーサルは時間がおして、空腹に耐えかねた我々能舞メンバーは、
ホール近辺をうろつきましたが、ホールビル内のレストランは19時には閉店、
コンビニエンス店はなんと、16時閉店!・・・しており、
辺りに食事するところもなく。
仕様がないので、潮留方向に歩きましたら、
ポツっと中華料理のサンプルが路上にありました。
「???」な私どもが近づきよくよく見れば、中華料理「デリカ」とあります。
店の在りかを示す矢印に沿って行けば、
階段の下に降りろと。
大倉源次郎さんほかと顔を見合せながら降りると、
地下駐車場の階段で、駐車場入り口の扉に、またまた
「中華料理デリカ」・・・
1人なら誰もその先には進まないでしょうが、団体の精神力で
突き進んだのであります。
なんと、広大な地下駐車場の一角に、ありました!!
一同、度肝を潰しながらも腹を捩じらせて、
店へ向かいます。
入り口の券売機はやたらと多いメニューボタン、加えて、
1つのボタンに「中華丼・カニ炒飯・五目そば」みたいに
色々チョイスできるチケット販売機、しかもお金を入れて
3枚買うたびに故障するのです。
腹抱えっぱなしの我々でしたが、なんと、お味は中々のもの、
値段も量も申し分なく、感動したのであります。
お店は皆中国人、料理人が1人、お運び1人、ママ?1人、隅でマンガ読んでる娘?1人。
余りにも不思議な、東京ド真ん中とは思えない体験でした。