第2回満次郎の会から、はや2週間も経ちました・・・
いまだにお客様や助演者からの御感想聴取、
スタッフとのミーティングを重ねております。
前回にも書きましたように、良いことも、改善すべきところも、
たくさん御意見賜り、有難いことです。
当日は北は北海道から南は九州まで、駆けつけてくださったお客様始め、
御遠方からも多数御来堂賜り、感激この上なく、
冒頭の御挨拶では胸に込み上げ、一瞬絶句するほどでした。
お忙しい中、楽しみに思っていただきお越し下さったお客様に、
可能な範囲で御挨拶させていただくのは当然と考えております。
開場時に受付でお迎えいたしましたが、お客様全員に御挨拶もできず、
(勿論、中には私が何者かを御存じなく通り過ぎる方もいらっしゃいます)
高いところから失礼ではありますが、冒頭舞台より御挨拶させていただいた
次第でございます。
「舞台の前にそこまでもしなくても・・・」
「舞台にもっと集中すべき」
との、私の精神・体力を気遣っていただく御意見もございますが、
開演から私の出番までは1時間半あります。
楽屋でも雑用はありますが、
その間に集中できないようでは、待ち時間3時間でも5時間でも同じことでしょう。
自身が主宰する公演で、パンフレットの活字のみの御挨拶ですませるのが、
私には気が済まないのであります。
そのパンフレットにお恥ずかしい誤記がございました。
わざわざ「他流」からお招きしている、「観世流」の片山清司さんと観世喜正さんを
あろうことか「シテ方宝生流」と御紹介してしまいました。
冒頭御挨拶で、お二人の御紹介を兼ねて「シテ方観世流」でいらっしゃることを
御説明しましたが、
御本人には丁重にお詫びしたものの、お客様に対する御説明・お詫びが
今考えますと不十分であったと、深く反省しております。
その他改善点につき、検討を開始しておりますが、
引き続き皆さまより、御意見を賜りたいと存じますので、
宜しくお願い申し上げます。
今後とも鋭意努力して参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。