「七宝会」という会は、祖父の孝一郎が興した関西唯一の宝生会でありますが、
85年ほど前、金沢から大阪に来た孝一郎は、
殆ど宝生が不毛地帯になっていた当地で、
生き残っていた7人で宝生を立て直したことによる「七」という数字です。
当時はまだ「七人の侍」は無かったと思いますが・・・
「七宝」は宝生の替紋で(定紋は矢車)、流儀の祝言謡「七宝」にも
因んで「七宝会」と名付けた訳です。
本日は七宝会で「鞍馬天狗」に「七人の稚児」が登場、
皆、無事に舞台を勤めてくれました。
出番直前の七人です。
前列、左から、
石黒はなサン(6歳保育園、シテ石黒孝のお孫さん)
大庭欣治クン(4歳保育園、大阪稽古場のお隣様)
天野 育サン(2年生、吹田教室)
池田晃久クン(2年生、吹田教室)
後列左から、
福井菜月サン(3年生、吹田教室)
石黒 空クン(4年生、はなサンの兄)
大間美穂サン(2年生、吹田教室)
です。
このあと見事に勤めてくれました!!