14日の聖バレンタインDAY夜は、
宝生能楽堂で「キッズ伝統芸能体験」の能楽教室を済ませて、
抱えている芸大受験生の特訓をし、
馬力が足りないので、さくら肉ならぬ、韓国焼き肉料理を喰わせ・・・
なんぞしているうちに雪が本格的になってしまいました。
運転して自宅に帰る途中、皇居前ではすっかり雪景色です。
短い時間で、積雪するのは久しぶりかと思います。
この分では、明朝は相当つもるのでは、と心配しました。
先日の連休に降った折もそうでしたが、
路面凍結が結構怖いのです。
積雪がなければ、単に濡れた路面のように見えますから。
東京は雪でパニックになる街です。
車は事故を頻発し、人は老若問わず転倒・骨折し、死者さえ出ます。
電線が切断され、停電したり、電車が止まったり、
民家からはみ出している庭木が、こんなときに道路に倒れ、通行できず、
例えば自宅の前さえ雪掻きしない人も居ます。
つまり、誰かが家の前までも整えてくれることを、或いはいずれ溶ける時を待ち、
じっとしている・・・。
かと思えば、
一生懸命、(ぎっくり腰になりながら?)雪掻きをする方、
1時間も早く出かけ、苦労して、素っ転びながら出勤なさる方。
交通機関が被害を受けると、直ぐに数十万人単位で、影響を受けます。
昔から、自然災害に弱い東京が指摘されていますが、
公共機関にクレームをするばかりでなく、一般人が意識レベルを上げるべきでしょう。
地震や火事でも同じことでしょうから。
翌日朝からの御弟子の稽古は、
大事を取って中止にしました。