99 日本を救う「倭の魂」

「倭の魂」・・・

「倭」は「やまと」ですから、本当は「大和魂」です。

 

「大和魂」と言うと、「軍国主義」的なイメージが強くなってしまいましたが、

本来的意味は違うわけで、

例えばそのひとつ「和魂漢才」という言葉は

大昔から外国文化を取り入れ、応用して日本特有のものにするという意味が大きく、

これはまさしく「能楽」の発展も同じことでした。

 

臨機応変に対処して行く力であるとか、

和をもって尊しとするとか、

結束力であるとか、

真の意味での「愛国心」であり、

決して排他的精神のものでは無いと思います。

 

国を愛し、故郷を愛し、人を愛し、文化を愛し、

今人々が叫び呼応する如く、日本がひとつになり、

国を支えて行くのが真の愛国でしょう。

 

万人が被災地への支援心を惜しんでいないと信じます。

見知らぬ同胞に対し、あたたかくも強い気持ちを持っています。

さすが、我が国は捨てたものじゃないです。

 

復興されるまで、いや、その後もずっと、この意識をもって

倭人(日本に住む全ての人)は繋がっていたいものです。

 

様々な不安や難儀に立ち向かって行かざるを得ないのですから、

消極的な事は、そろそろやめて欲しいと。

元気なところが頑張って国力を維持しなければ、と考えます。

 

私共にもできそうな事を考えて、実行に移しております。

復興支援の為の継続的なチャリティ公演のほか、

様々な思いを巡らせています。

 

これから長い復興の道を行くわけですから、

号外も前号でとどめ、今号から通常に戻らせていただきました。