「倭の魂」・・・
「倭」は「やまと」ですから、本当は「大和魂」です。
「大和魂」と言うと、「軍国主義」的なイメージが強くなってしまいましたが、
本来的意味は違うわけで、
例えばそのひとつ「和魂漢才」という言葉は
大昔から外国文化を取り入れ、応用して日本特有のものにするという意味が大きく、
これはまさしく「能楽」の発展も同じことでした。
臨機応変に対処して行く力であるとか、
和をもって尊しとするとか、
結束力であるとか、
真の意味での「愛国心」であり、
決して排他的精神のものでは無いと思います。
国を愛し、故郷を愛し、人を愛し、文化を愛し、
今人々が叫び呼応する如く、日本がひとつになり、
国を支えて行くのが真の愛国でしょう。
万人が被災地への支援心を惜しんでいないと信じます。
見知らぬ同胞に対し、あたたかくも強い気持ちを持っています。
さすが、我が国は捨てたものじゃないです。
復興されるまで、いや、その後もずっと、この意識をもって
倭人(日本に住む全ての人)は繋がっていたいものです。
様々な不安や難儀に立ち向かって行かざるを得ないのですから、
消極的な事は、そろそろやめて欲しいと。
元気なところが頑張って国力を維持しなければ、と考えます。
私共にもできそうな事を考えて、実行に移しております。
復興支援の為の継続的なチャリティ公演のほか、
様々な思いを巡らせています。
これから長い復興の道を行くわけですから、
号外も前号でとどめ、今号から通常に戻らせていただきました。