世の中、ちょいと見回せば御手本だらけ、
己の精進不足を思い知ります。
26日、米国で開催される世界一過酷なヒルクライムレース、
「第89回パイクスピーク国際ヒルクライム」。
同レース連覇中の "モンスター田嶋"こと、田嶋伸博選手が
前人未到の6連覇に向けて準備万端な御様子を、
ブラウン管、否、液晶画面で見せつけてくれました。
御年60歳で、5連覇中、追いかけてくる若者どもを返り討ちにするべく、
日々進化していらっしゃるのであります。
50過ぎの私にも、明るい希望が湧き上がります。
確かに私も自身の進化を求めております。
身体能力でさえも、進化を狙うアスリートを見習いたいと
思っておりますが・・・
御手本は先輩方に限りません。
大阪稽古場の御近所、生まれてから「張り扇」で「拍子盤」を打つ音に
慣れ親しんできた様で、「お能好き」みたいという情報を嗅ぎつけて、
お稽古に誘いこみました。
2月の「鞍馬天狗」花見で鮮烈デヴューを果たした「きんちゃん」。
4歳、幼稚園児であります。
ご参照に → 96 七宝会の七人の稚児
舞台終えて数日後に「ねえ~、次のおけいこは~?」とお母様に
聞いてきたというから、嬉しいではありませんか。
仕舞「鶴亀」稽古中であります。
7月17日、亡父追善の巽会(アマチュアお弟子の発表会)全国大会で
3分間の主役デヴューを狙っております。
私はその年では、さんざん稽古を逃げ回っておりましたのに・・・