113 世の中、御手本だらけ

世の中、ちょいと見回せば御手本だらけ、

己の精進不足を思い知ります。

 

26日、米国で開催される世界一過酷なヒルクライムレース、

「第89回パイクスピーク国際ヒルクライム」。

同レース連覇中の "モンスター田嶋"こと、田嶋伸博選手が

前人未到の6連覇に向けて準備万端な御様子を、

ブラウン管、否、液晶画面で見せつけてくれました。

 

御年60歳で、5連覇中、追いかけてくる若者どもを返り討ちにするべく、

日々進化していらっしゃるのであります。

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50過ぎの私にも、明るい希望が湧き上がります。

確かに私も自身の進化を求めております。

身体能力でさえも、進化を狙うアスリートを見習いたいと

思っておりますが・・・

 

 

御手本は先輩方に限りません。

 

大阪稽古場の御近所、生まれてから「張り扇」で「拍子盤」を打つ音に

慣れ親しんできた様で、「お能好き」みたいという情報を嗅ぎつけて、

お稽古に誘いこみました。

 

2月の「鞍馬天狗」花見で鮮烈デヴューを果たした「きんちゃん」。

4歳、幼稚園児であります。

ご参照に →  96 七宝会の七人の稚児

 

舞台終えて数日後に「ねえ~、次のおけいこは~?」とお母様に

聞いてきたというから、嬉しいではありませんか。

 

仕舞「鶴亀」稽古中であります。

7月17日、亡父追善の巽会(アマチュアお弟子の発表会)全国大会で

3分間の主役デヴューを狙っております。

 

私はその年では、さんざん稽古を逃げ回っておりましたのに・・・