よく「泣いても笑っても・・・」といいますが、
本当にそんな感じ の 第3回「満次郎の会」間近の夜であります。
「来年のことを話すと鬼が笑う」とか
「泣いた赤鬼」の物語(懐かしいです)とか、
やっぱり「鬼」と繋がってしまいます。
どうやら、「眠れる鬼」をも起こしてしまったようで、
鎮めるのに一苦労です。
能は序破急原理に基ずく、「神・男・女・狂・鬼」の五番立てが構成の基本です。
つまり、最後はいつも「鬼」を登場させるのです。
その鬼は退治されたり、鎮められたり、退散して逃げ去ったりしますが、
必ずシテ(主役)なのです。
正義の味方(?)はワキに任せて、
超人間、世にまつろわぬモノ、哀れなるものを勤めるシテ。
鬼の気持ちがよ~くわからないと・・・
昼の部、夜の部、出来れば両鬼、お見逃しなきよう。
鬼どもの鎮魂に お力添えを。
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