189  崇徳怨霊譚 楽劇「保元物語」 Berlin公演

台風縦断中、被害もでているようで御見舞い申し上げます。

私も京都で舞台があり、京都最古の能舞台で嵐の中に勤めていると、

不思議と優雅な気になりましたものです。



さて、いよいよ楽劇(能オペラ)「保元物語」のBerlin公演が近づいて参りました。

初演は昨年、兵庫県立芸術劇場で梅若玄祥師がなさり、

私も招待客として客席で拝見したのですが、まさか自分がやることになろうとは

夢だにも思っておりませんでした・・・。


Berlin芸大ホールで5日・6日の公演です。


なぜか本年は「特別な事」が多く、新作能・歌曲演出・新作能オペラ・・・と

様々勉強させていただいております。

目が、本当に、回っております・・・。


新演出での「保元物語」これは能の役者が能調のセリフを能の発声で

能面・能装束を着け、能の所作で演じ、しかし仕立てはオペラですから

照明や舞台面はオペラ調、幕が幾つもあり、休憩もあります。


ちょうどNHK大河「清盛」でもやっていた、

白河法皇、鳥羽、崇徳、待賢門院、美福門院、保元の乱・・・

を通して、崇徳の配流、怨霊、復讐、西行法師との鎮魂の戦い、といった内容です。


NHKの国際ニュース「NHK WORLD」で10月3日、日本時間20時、世界中にニュースで出ます。

日本国内はインターネット放送のみだそうですが・・・。

以下に取材中の写真です。

 こちらです 

NHK WORLD
     
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