209 「時の花」本日! 能楽余話スタート ロビーは雪持ち椿

本日は16時から宝生能楽堂、宝生会企画公演「時の花」冬公演でございます。

能は「葛城」大和舞 シテ前田晴啓。

大和舞の演出は他流にもありますが、宝生の演出は特に優れており、

演奏も難しいと言われています。(囃子方談)


ロビーは花による演出を「満次郎の会」でお手伝いしております。

「雪持ち椿」の空間を、藤崎華代さんにお願いしております。

藤崎さんには、昨年の夏公演にも杜若でロビー空間を演出していただきました。

こちらもお楽しみに!


今年より「能楽余話」といって、能終了後に能楽師が毎回タイトルを変えて、

少しの間お話さしていただく事になりました。

本日は「神々の能」ということで、私が神々の能について、

その形態や音楽的特徴と、ごく簡単な演奏、実演もお付けしてお届け致します。

お付き合いいただけたら幸甚でございます。



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こちらは、個人的な余話で・・・

成人の日の東京は、ご存知のように爆弾寒気による大雪、

その最中、私は東京社中の新年謡初めで池田山舞台を拝借して新年会でありました。


翌朝、朝5時から雪掻きして、不通の電車・道路の中、やっとこさ大阪の稽古場にたどり着き、

翌日は京都で社中の謡初め・・・というのに、

実はお恥ずかしくも、39度を超す高熱でのたうちまわって、身動きできぬ事になりました。


滞在していたホテルにお医者を呼んでもらおうとしたら、最近はその様なサービスは

できないらしく、おそらく責任問題なのか?

謡初めを欠席!そちらは澤田宏司君に任せて、市販の風邪薬いただいて夜まで延長、

フラフラ、スゴスゴと新幹線で帰宅致しました。

翌日には熱も下がりましたが、仕事に復帰、しかし、未だに頭の中心がフラフラ・・・。


楽屋でも、社中でも、巷は酷い風邪が流行っております。

どうぞ御大事になさってくださいませ。