267 水の縁(えにし)プロジェクト 港住吉神社例祭にて発進!

3年前に立ち上げたプロジェクトは「水の縁」projectとして発進、

まずはユニークな能の奉納を15日19時より。

大阪築港にある、港住吉神社の祭礼に、木造船「難波丸」の元にて薪の神事を致します。


大阪市港区内に江戸時代の大坂繁栄の立役者「菱垣廻船」を復元するprojectがありますが、

復元するための練習や研究目的で3分の1スケールの「難波丸」と

10分の1スケールの「ひがきくん」の製作が行われました。


難波丸は1分の1の復元完成によって、お役御免になり、

ついに処分か、というところを「残そう!」という運動が出て、

港区で保存・運営をする方向となった様です。


昨年の天保山祭で船を皆で引いた、という話を伺って、我々も!!と発想。


この12日、港住吉神社に難波丸が宮入したのですが、素晴らしい勇姿です。


今回は

「高砂の浦より住吉に船でたどり着いた神主友成が、

住吉神社(住吉大社)にて住吉明神の来現に会い、

明神は颯爽と神舞を舞い、天下泰平・国土安穏を誓う・・・」


正しく住吉明神が現れる「高砂」を奉納能として、

演出も考えてやらして頂きます。


例年、子ども達の打ち鳴らす太鼓船に先導されながら、

菱垣廻船「ひがきくん」(10分の1スタイル)も宮入します。


友成も難波丸に乗って住吉に着いた風を表します。

明日15日、19時より、是非お出かけくださいませ!


地下鉄中央線「大阪港」駅下車、雨でもやります!


          難波丸
2014-07-13 13.35.32.jpg




    水の縁 projectとは
mizuno_enishi_policy_01.jpg