今年で3年目となる「赤坂能」
本年は宝生流でお引き受けしました。
これは単に能の催しをするものではなく、
2ヶ月に渡り、保育園と社会人対象に稽古を重ね、
参加者の発表会とプロの能楽鑑賞を同日に行う、という珍しい企画です。
2ヶ月と言いましても、稽古回数はたったの6回。
教える方も教わる方も、大変でした!
保育園はお台場保育園、とても可愛い子達が
お行儀よく、一生懸命「猩々」と「鶴亀」を暗記して謡ってくれました。
とにかく熱心な保育園で、なんと担任の先生が着付けを習得して臨み、
園児には浴衣と自作の扇子を作って下さいました。
私も相当にあちらこちらで子どもたちに指導してきましたが
恐れ入りまして御座います!
「まんじろうセンセイ!」となついてくれて、ゆりかもめで通うのが楽しい稽古でした。
※大人は私の事をコワいと言いますが、
こども達はそうでないことを見抜く・・・?
さて、大人の生徒さんたちも、懸命に頑張って下さいました。
20名以上の女性と3名の男性、という構成でしたが、
仲良く助け合いながら、お稽古をしました。 本番2日前の稽古では、
心もとなく・・・心配しましたが、当日は奇跡的に?立派な舞台でした。
謡「橋弁慶」最終稽古です
謡は「橋弁慶」、仕舞は「鶴亀」「高砂」「紅葉狩」。
来年は稽古回数を増やしていただくようにお願いしました。
港区在住・在勤の方、なんと参加費用は500円!!
ビックリ価格で御座います。
途中リタイヤは罰金50,000円、だったりして。
直ぐに定員に達する様です。是非お早めにご応募くださいませ!