すっかりブログ更新が遅れまして、誠に失礼しました。
まずご報告、INORI PROJECT 主催イスラエル公演は無事に終了いたしました。
「いったいどうしたのだろう?」「生きて帰ったのか?まあ、何かあればニュースで出るだろう」
「舞台で見かけたが足があったので安心した」などなど、
いろいろ本当にご心配をお掛けしておきながら、ご報告とお礼が遅速しまして申し訳ございません。
5月25日に本隊は成田を発って、イスタンブール経由テルアビブ空港に到着、
エルサレムのホテルに一先ず向かいました。
翌朝からハードスケジュールです。
ヘブライ大学でのWORKSHOPです。
すぐ後ろは、アラブの街、国境付近の高速道路には高い壁が立ち、
テロを防ぐ長城となっています。
戦時中には、この大学も砦になったとか・・・
イスラエル建国の前に大学から造り、建国を担う若者の教育から始めたと言います。
日本語や日本文化を学ぶ若者を中心に教室で講義のあと、背後に聖地を臨む屋上テラスで
実演「羽衣」をいたしました。 すでに奉納の心持となり、気持ちの良い舞でした。
学食なれど、お味は上々、イスラエルは食事が良いと聞いておりましたが、
本当に美味しくて助かりました。
団員の健康管理は、まず食事からですので。
ホテルにチェックインして、翌日のエルサレムボタニカルガーデンでの本番に向けて
ゲネプロに向かいます。
打合せやサウンドチェック、照明チェックもすまし、ゲネプロ(本番同様のリハーサル)です。
広大な植物園にある大きな池の水際のデッキが舞台です。
解説、羽衣、平和を祈る音楽・平和を祈る舞(創作)、火入れなど。
深夜にホテルに帰り、本来は閉店時間のレストランでしたが
我々のベテラン現地日本人通訳ガイドの計らいで、
軽い食事と冷たいビールが・・・。何しろ、11時以降は酒類を販売しない法律、
有難いことでした!!
相当に草臥れたメンバーでしたが、翌日の打合せなどして就寝。