302 世界の聖地 地球のヘソへ 平和祈念のために ③

キリストの聖地、「悲しみの道」をガイドに講座を受けながら歩きました。

有罪を受けて十字架を背負わされ、ゴルゴダの丘まで歩かれた道。

石畳もそもままに、しかし、今はバザールとなっており、熱心な信徒や遠い地からの巡礼者、

観光客、異教徒、様々な人たちが往き来するのです。


私どもは大変な聖地の、そのままにある事に驚嘆しましたが、

エルサレムの人々は2000年、3000年の歴史の中に棲んでおり、当たり前の感覚になっている様で。



    2015-05-27 12.11.07.jpgのサムネール画像        2015-05-27 12.23.10.jpgのサムネール画像
    有罪判決の場、第1ステーション     ここから十字架を背負って。石畳も当時のまま



    2015-05-27 12.52.29.jpgのサムネール画像        2015-05-27 12.52.35.jpgのサムネール画像
   十字架の重みに耐えかねて手を付かれた場所、水を差しだされた場所なども聖地


13のステーションをたどり、最終ステーションは聖墳墓教会。

つまりキリストの墓の教会、ゴルゴダの丘の上に建っています。その下には墓が。

もっとも大事な聖地かと思われますが、宗教内派閥問題で管理者選定が困難だったとか、

仕方なく向かいに住むイスラム教徒の少年に鍵を渡し、毎朝開けさせることに・・・。


聖地の中の聖地の門鍵を異教徒に預けるとは!

その時代には3大宗教は今のように争っていなかったのか。

もっとも、エルサレム内では未だに共存しているのです。行った人間しか解らないと思います。

世界の宗教的雛形の地として、共存精神を発信すべき地であると思いました。



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        聖墳墓教会の門                   当代キーパーソン

   
    

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  十字架から降ろされたキリストを乗せた石版 参拝者はキリストの血が染み込んだ聖板として

  大事なものを置いて浄めたり、頭をこすり付けていました。



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                聖堂内にはキリストの墓とされる廟


    

聖地を悉く巡礼し、歴史を紐解かれ、真実を見た気がしました。

一同、自分たちの物の知らなさを痛感し、いよいよ今回の使命を強く感じたものでした。



そして、いよいよ今回のメイン公演にむけて移動を始めます。

④にて・・・