道頓堀開削400年を記念した新作能劇「道頓」は
湊町リバープレイス前の堀川沿いで無事に晴天の中に開催されました。
能をわかりやすく崩すのではなく、
能は能、演劇は演劇、落語は落語と、それぞれの特徴を活かして
習合させた「能劇」です。
成安道頓は豊臣方について、堀川完成3か月前に夏の陣で戦死。
堀川の名前は道頓堀と名付けられるほど、偉業を称えられました。
民の力で城を造り、堀川を開削した歴史は、
戦後の大坂城天守閣も市民の寄付で建てたことに精神が伝承されていると感じます。
それを知った道頓の霊は涙を流します。
道頓は道理と心意気を大事にしていたのでしょう。
主催者側のスタッフは女性ばかり、
女性ならではの細やかな気遣いやサービスがお客様に好評でした。
ブランケットや簡易座布団付き、お茶のサービスなど。
道頓堀は爆買いも含めて、今も様々な文化の発信地であります。
芸術が昔のように更に盛んになることを祈ります。
そして、大阪の元気の源にミナミが元気であることも祈ります。
改めて、道頓に感謝しました次第です。